本来のワークライフバランスの意味

幸せな生き方
Young beautiful businesswoman in glasses smiling, throwing up papers, sitting on table at workplace in office.

近年なにかと話題になるワークライフバランスですが、本来の意味を私の独断と偏見で解説しよう思います。

ワークライフバランスとは「働くすべての方々が、『仕事』と育児や介護、趣味や学習、休養、地域活動といった『仕事以外の生活』との調和をとり、その両方を充実させる働き方・生き方」のことです。

近年、給与や福利厚生、月の残業時間、在宅ワークができるかなどワークライフバランスを意識した就職先を選ぶ人が目立つようになりました。就職先を探している大学生は短期的に良い点に目を向けがちですが成長していきたい、同世代より大きく結果を出したい、将来起業したいという人にとってナンセンスだと考えています。

若いころは給与低いことは当たり前

本来給与は仕事の成果や職場への貢献度の対価として支払われるものです。働いた期間が短く、スキルや経験のない20代のうちに給与が高いことは多くありません。日々自己研鑽している30代、40代を数年の経験で追い越せることは難しいです。仕事に慣れてなく、一人でこなせない若手が上司と同じ定時に帰宅しても同じアウトプットを出せることの方が少ないと思います。まず仕事に慣れ、自分で案件を回せるようになって初めてスタートラインに立つことができます。仕事を覚えていない時期は自己研鑽やスキルアップよりも本業にフルコミットする方が長期目線で成長します。

まず初めに大事なこと

社会人1-3年目はまず仕事を知ることから始めてください。自社はどのようなビジネスモデルなのか、どのように収益を上げているのか、どのような業界のお客さんが多いのか、どのような社内の文化やルールがあるのか、社会人には基本的なビジネススキルや、マナーなど理解すべきことはいろいろあります。一つ一つ覚えていく必要があります。

焦らないこと

働き始めはほぼ全てのことが新しい経験でなれるまでに時間がかかるかもしれません。時には同期と比較して焦ったり自分が無能に感じたり悩むこともあると思います。そのような逃げしたくなる環境は自分を強くし、成長するうえで必要になってきます。苦しい思いや苦労した経験はのちの自分を楽にすると考え気持ちを前向きにしましょう。

ワークライフバランスは本来、、、

ワークライフバランスは仕事で成果をあげられている人がとるべきだと考えます。年齢が上がるにつれて結婚、出産、子育てなどライフステージが上がりプライベートに時間を割く必要性も出てくると思います。昇進することでマネジメントスキルといった新たなスキルが必要になったり、より一層社外とのつながりが必要になる立場かもしれません。現場タスクや成長機会をどんどん若手にあたえ企業の長期的人材育成を促していく必要があります。

最後に

高い給与をもらうことや福利厚生が充実していること、自由に働く環境などあって悪いことはありません。ただスキルも経験のないうちに経験してしまうと現状に甘んじてしまう可能性があります。本来の能力以上に給与をもらっているにもかかわらずスキルや自己研鑽なしで年齢を重ねるにつれて給与が増えると思っている人が一定数います。給与は上がらないのではなく上げていくものです。できることを増やし、仲間と協力して結果を残すことで組織にとって必要不可欠な人材になります。経営者にとって必要な人材は給与を上げても自社で働いてほしいものです。

そのため早い段階から給与に振り回されるのではなく成長環境にフォーカスして職場を選んでほしいです。業務量が多い傾向にあると思いますが同時に圧倒的な成長スピードを得ることができます。成長環境がある企業は若くして実績や経験を積みやすく昇進も早い傾向にあります。転職する際にも引く手あまたでしょう。若くして市場での希少性と優位性をだすことで企業に選ばれる人材を目指すことです。

まず自分の能力値や限界値を上げる、そうすることで裁量、給与、働き方など自分の理想に近い職場で働けることができます。そこで得た環境こそ私が思う本来あるべきワークライフバランスの姿です。

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